<種目について>

 ボート種目は漕手の持つオールの数によって、大きく2種類に分けられる。

 *スカル*

 一人が片手に1本ずつのオールを持って漕ぐ種目のことをいう。 スイープ種目に比べ、一人が左右両方にオールを持っている為、バランスが取りやすい。 種目としては…
 ・1人乗りのシングルスカル(1×)
 ・2人乗りのダブルスカル(2×)
 ・4人乗りのクォドルプル(4×)
 ・舵手を乗せた5人乗りの舵手付きクォドルプル(4×+)がある。
 舵手付きクォドルプル(4×+)は女子の花形種目にあたる。













 *スイープ*

 一人が両手で1本のオールを持って漕ぐ種目のことをいう。 オールの出る向きが右・左と交互に並んでおり、バランスをとる為にはクルー内での心・技・体の連携が必要となる。
 ・2人で漕ぐペア(2+・2−)
 ・4人で漕ぐフォア(4+・4−)
 ・8人で漕ぐエイト(8+)の種目がある。
(※+は舵手つきを、−は舵手なしを意味する。)
 中でも「ボートの華」と呼ばれるエイト(8+)は全艇中最速を誇り、2000mを6分足らずで漕ぎきる。













<ポジション(M8+)について>

COX(舵手)…艇が真っ直ぐ進むように絶えず舵を調整する役割を持つと同時に、漕手に指示を出すクルーの司令塔でもある。

整調…漕ぎのリズムを作り、またそれを正確に刻み続ける役目を持つ。体力面・精神面共にタフさが要求される。

7番…整調のリズムを後ろの漕手に伝える。整調に合わせ、且つ後ろの者を引っ張るこのポジションは影の立役者的存在でもある。

6番…一般的にクルーの中で割と力のある選手が乗る。しかしながら、力だけでなく熟練した技術も必要とする。

5番…艇の中心に乗って、エンジンの役割を果たす。技術はもとより力を出し続ける事が大切となる。

4番…艇の中心で比較的漕ぎやすいポジション。エンジン役だけでなく、自身より後方のものにとって第2の整調役も担っている。

3番…エンジン役を担う。5番同様、力重視のポジションと言える。

2番…バランスが取りにくいポジションなので、鋭いバランス感覚が必要となる。

バウ…2番と共に艇のバランスを取る。また後ろから艇全体が見えるため、声を出してクルー全体を盛り上げる。